最新版Phybotsリリースのお知らせ

長らくこのページを更新してきませんでしたが、この度、Materealの後継ツールキットとなるPhybotsをリリースしたのでお知らせします。本ツールキットは、Materealが持つすべての機能を継承し、さらに使いやすくしたものです。Processingにも正式に対応し、すぐに使い始めることができます。

今後ともPhybotsをよろしくお願いいたします。

Phybots: A Toolkit for Making Robotic Things

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matereal 1.0.2 リリース

1.0.1はバグ修正のみだったため記事にしませんでした。1.0.2リリースにおける大きな変更点はJDK6だけでなくJDK5に対応したことで、Mac OS X 10.5(Leopard)を含むより多くの環境での動作が見込めます。ダウンロードはGoogle Codeから。Eclipse用サンプルプロジェクトがお勧めです。

Googleグループまたはメイン・デベロッパまで直接、動作報告や機能追加の要望などのフィードバックお待ちしています。

JavadocWikiも少しずつ充実してきています。初めての方はインストール方法の説明チュートリアルをどうぞ。

次の動画はmaterealを使って作られたアプリケーション例です。ユーザの肩にARToolKitマーカーが載っていて、この向きに応じてスピーカーを載せた小型ロボットが適当な位置へ移動し、ユーザは常によい音で音楽を聴くことができます。何とも楽しいプロジェクトです。

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matereal 1.0.0 リリース

matereal 1.0.0 for Java/Processing がリリースされました。

お待たせしました。本日付でmatereal 1.0.0をリリースしました。materealライブラリとして初のリリースです。materealライブラリは、以下の4つのサブプロジェクトの集合です。

  • ロボットなどを操作できるコアライブラリ(matereal-1.0.0.zip)
  • Webカメラによるキャプチャを行うcaptureライブラリ(capture-1.0.0.zip)
  • TCP/IP・Serial・Parallel・Bluetooth SPPによる通信を行うconnectorライブラリ(connector-1.0.0.zip)
  • ARToolKitのJava版実装NyARToolkitを用いてマーカ検出を行うnapkitライブラリ(napkit-1.0.0.zip)

ライブラリは基本的にMPL 1.1/GPL 2.0/LGPL 2.1から選択できるオープンソースライセンスで公開されており、Google Code上でソースコードを閲覧できます。(ARToolKitを利用しているnapkitのみGPL 3.0ライセンスで公開されています。)

ライブラリとサンプルコードのダウンロード

上記4つのライブラリとサンプルコードを含んだアーカイブ(matereal-samples-1.0.0.zip)をGoogle Codeからダウンロードできます。本アーカイブはEclipseのプロジェクトファイルを含んでおり、そのままEclipseにインポートできます。詳しい手順はWikiのEclipse環境へのmaterealのインストールをご覧ください。

ドキュメント

まだ執筆途中で不完全ながらJavadocがあるので適宜参照してください。また、Javadocの充実と並行して、Wikiにも情報を掲載していきます。

協力者募集中!

最後になりましたが、materealプロジェクトは協力者の方々を常時募集しています。まだ日の浅いプロジェクトなので、matereal本体の開発やデバッグだけでなく、ドキュメントの充実や、プログラミング教材としての利用を通じたフィードバックの提供など、様々なかたちでの協力を必要としています。興味を持たれた方はGoogleグループに参加、またはメイン・デベロッパまで直接ご連絡ください。

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